通販

包丁ができるまで

たくさんの工程を経て包丁ができています。
10人以上の熟練の職人が思いを込めて、やっと1本の刃物が出来上がります。
よい刃物は自然と笑顔があふれます。
良い仕上がりに満足する職人の笑顔、切れ味がよくて嬉しくなるお客様。
皆様が笑顔になれるよう今日も鉄を叩き、刃を研いでいます。

プレス加工

刃物をつくる上で材料の形状や曲がりは品質に影響します。
均一な形状と均一な厚みで裁断またはレーザーカットし、歪みを取り除きます。

焼鈍(やきなまし)

加工で不安定になった金属は、硬さの不ぞろいや組織の不均一などのために、機械加工がやりにくくなります。
​​​​​​​一度金属を柔らかくして安定させる作業が焼鈍といいます。

焼き入れ

刃物の加熱・冷却を繰り返し金属の強度をあげるのが焼き入れです。
金属の素材を活性化することにより、​​​​材料の素性自体をより緻密にすることで硬度を上げます。

焼き戻し

焼き入れによって硬度が上がった金属は、そのままでは硬すぎます。
適切な熱処理を行い鋼に粘りを与え、折れにくい刃物を作る工程を「焼き戻し」といいます。

背砥ぎ

包丁の背を持ちやすいように砥いでいきます。

自研

材質や形状を把握して刃物の原型となる加工をします。
良い刃物はここで決まると言われたりする程です。

目通し

研削によりできた細かいキズをならし、表面に一定方向の目を入れることで、美しく仕上げていきます。

自動パフ

表面を磨く工程ですが、磨けば磨くほど材料は薄くなっていくので適度な力加減が必要です。

刃付け

最後に刃先をきれいに整え、包丁をより切れる状態に研ぎます。
切りやすく使いやすい刃物は、この工程によって出来上がります。